野菜の育て方

知らないと損!干しネギの驚くべきメリットと簡単植え付け方ガイド

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みなさん、こんにちは。干しネギについて耳にしたことはありますか?実はネギは多年草であり、一度植えると毎年収穫を楽しむことができます。しかし、一度根から引き抜いて乾燥させることで、ネギの成長にプラスの効果があると言われています。本日は、その干しネギの魅力と、植え付け方法や管理のコツについて詳しくご紹介します。

干しネギとは?

「干しネギ」とは、成長したネギを根付きのまま掘り上げ、土を落とした後に1ヶ月ほど干して乾燥させたものを指します。このプロセスを経ることで、植えた際に発根が良くなり、大株に育つと言われています。「干しネギ」は「乾燥ネギ」とも呼ばれており、一度乾燥させてもその後は生き返る性質を持っています。乾燥させることで葉はカラカラになりますが、根っこは生きたまま休眠状態に入るのです。

干しネギのメリット

干しネギの栽培にはいくつかのメリットがあります。まず、発根が良くなり大株に育ちやすくなります。これによって、太く大きなネギを育てることができます。また、干しネギを用いることで種から育てる必要がなく、生長が早く、育てやすいのも大きな利点です。このメリットを活かすことで、植え付けから収穫までの期間を短縮することができ、効率的な栽培が可能になります。

干しネギを購入するには?

干しネギは、園芸店や種苗店、JAの直売所などの店頭で購入することができます。販売時期は主に8月から9月頃で、地域によって異なることがありますので注意が必要です。また、インターネット通販を利用することもでき、一部の種苗店では干しネギをオンラインで販売しています。オンラインショップでも同様に8月から9月頃が販売のピークですので、チェックしてみると良いでしょう。

干しネギの植え付け方

干しネギを植える際、まず枯れ葉や不要な部分を取り除き、ネギを15cm程度の長さにカットし、根が長い場合は適切な長さに調整します。

植え付けの3週間前には米ぬかと腐葉土を混ぜた元肥を広範囲に撒きます。1平米あたり腐葉土2リットルと米ぬか100~150ccが目安です。

植え付け作業では、まずネギの苗を10~20cmの間隔で一列に並べて溝に立てます。次に、溝に盛り上がっている土を落とし、2~3cm程度の高さで覆い、足や鍬で土を踏み固め苗を安定させます。この作業後、乾燥防止と倒伏防止のため、ワラや干し草を苗の周囲に敷き詰めます。

干しネギは発根を促進するため、植え付け後の水やりは控えめにします。土が完全に乾燥している場合のみ軽く水をやり、植え付けから4~5日経過後も土が乾いているようであれば水やりを行います。露地栽培の場合、雨が降れば自然に水分が供給されるため、基本的にその後の水やりは不要です。このように注意深く手入れを行うことで、干しネギは健康に成長し、豊かな収穫を期待することができます。

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ムギ
ムギ
兼業農業ビジネスマン
実家の畑を使って兼業農家を始めた30代の会社員です。
野菜の育て方や、週1の農作業についての投稿をしています。
野菜を作る楽しみを届けられるように頑張ります。
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