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バナナの皮だけで家庭菜園が豊かに! オーガニック肥料の作り方

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バナナの皮に秘められた驚きの栄養素をご存知ですか?野菜の健全な成長に必要な栄養素が豊富に含まれているバナナは、家庭の菜園を豊かにする助け手となります。特に、実や根の成長を促進するための栄養が豊富で、家庭で手軽に取れるバナナの皮を有効活用することで、オーガニック肥料としてのポテンシャルを引き出すことができます。手軽に始められるこの方法で、あなたの家庭菜園もさらに豊かになること間違いなしです。ぜひ、この方法を試してみて、自然の恵みを最大限に活用してみませんか?

バナナの皮の栄養素

バナナの皮は、土壌に必要な栄養素を多く含んでおり、これが植物の健康成長に寄与します。植物が成長するためには、チッソ、リン、カリウムという3大要素が必要であり、さらにカルシウムやマグネシウムもそのサポート要素として欠かせません。このような栄養素は植物によって吸収され、土が痩せることで、再度補充する必要があります。

バナナの皮には、この5大要素の中で特にカリウムが豊富に含まれており、乾燥させた皮の重さの約40%以上がカリウムであると言われています。これは、植物の成長をサポートする非常に重要な要素です。

バナナの液肥の作り方

バナナの液肥は、自宅で簡単に作成できる有機肥料です。まず、蓋が付いた広口の容器を用意し、バナナの皮を細かく刻んでその中に入れます。次に、刻んだ皮がしっかりと浸る程度の水を加えて蓋を閉めます。この状態で2週間放置することで、中身が発酵し、液肥の原液が完成します。この原液は、濃度が強いため、使用する際には「原液1:水5」の比率で希釈し、これを植物に与える有機液肥として活用します。

液肥を取り出した後の残りのカスも、資源の無駄にならないように利用できます。このカスはコンポストに加えることができますが、もしコンポストがない場合は、直接土に散布するか、天日でしっかりと乾燥させてから土に混ぜることで、固形の肥料として使うことができます。

最後に

バナナは私たちの健康に良い果物の一つとされています。自分の健康はもちろん、植物の育成にもバナナを有効に利用しましょう。

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ムギ
ムギ
兼業農業ビジネスマン
実家の畑を使って兼業農家を始めた30代の会社員です。
野菜の育て方や、週1の農作業についての投稿をしています。
野菜を作る楽しみを届けられるように頑張ります。
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